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シャローム!【ど素人イスラエル旅行記:5】

  • 執筆者の写真: Hiroki Okuyama
    Hiroki Okuyama
  • 2019年6月23日
  • 読了時間: 4分

シャローム!

OKUYAMAです。


ついにこの旅行記もGO話目です。

にも関わらず、皮なめしの歴史を語り始めるし、旅行記ですらないしで、全く進んでないんですけれども、ひとまず地道にOKUYAMAなりのペースで、ROCK話、NANA話と歩んでいこうと思います。今回も全く進みません。次回予告は当てにしないでください。それではどうぞ。


「シャローム」とは?

シャローム!そろそろ馴染んできたかもしれませんね。

なんとなく「こんにちは」的な意味かなと思われてるかもしれません。


寄り道にはなりますが、今回はこのフレーズから話を広げていきましょう。



ヤッファ地区(地中海沿岸)


その実、シャロームは「こんにちは」です。

でもいったい何語でしょうか?イスラエル語?


いんや、イスラエルの公用語は「ヘブライ語」です。

そして聖書の原文もこのヘブライ語で書かれています。


ヘブライ・イスラエル・ユダヤの違い

イスラエルなのにヘブライ?なんだかややこしい気がします。でも、この「イスラエル」「ヘブライ」それから「ユダヤ」という言葉は基本的に同じ意味のようです。日本にも「和」とか「ジャパン」とか「大和」みたいに、いろいろ国や文化を表す言葉がありますよね。


【ヘブライ】

  • 「越えてきた者」という意味。旧約聖書でアブラハムという人がウル(現在のイラク南部)から、カナン(現在のイスラエル、パレスチナ)に移住してきたことから、この言葉が用いられるようになった。


【イスラエル】

  • 「イスラ(戦う)」と「エル(神)」で、「神が戦う」という意味。神がヤコブという人に与えた名前が由来。


【ユダヤ】

  • 「ユダの民」という意味。ユダはヤコブの子。


アブラハムもヤコブもユダも同じ家系なので、これらの言葉は基本的に同じ意味になるのだと思います。でもユダヤ人の定義については、いろんな意見があるので、ど素人の口から、これがユダヤ人だ!とは軽々しく言えません。




せっかく(?)なので、日本を表す言葉についても調べてみました。


【日本】

  • 「日の本」という意味。大陸から見て東の果て、つまり日の出の方角にある国であることからそう呼ばれるようになったとされる。「にほん」「にっぽん」どちらの読みでもよく、「ひのもと」とも読まれることもある。7世紀頃から「大和」に代わり、国号として用いられるようになった。推古天皇(554-628)の頃の『隋書』で有名な「日出づる処の天子」がその兆候で、『日本書紀』(720年)などに「日本」の字が登場するようになった。初めて国号として用いられたのは『大宝律令』(701年)。中国で日本が認識されるようになったのは唐の時代(618-907)。『古事記』(712年)では「日本」が用いられず、なんらかの理由があったと考えられる。


【和】

  • もともとは「倭」。諸説あるが、読みの「わ」は日本語で、そこに漢字の「倭」が当てはめられた、つまり当て字であるとも言われている。当時の日本はまだ文字がなかったため、文字として残すには漢字を当てはめる必要があった。「わ」の意味は「我々」という説がある。大陸の人たちに自分たちのことを説明する際に「わたしたちは」というニュアンスで「わ」と発音したのが伝わったのではないか、というもの。「倭」は他国から与えられた名前なので、自分たちで「和」という字に置き換えたのだと推測されている。いずれにせよ、まだまだ研究されていることのようだ。


【大和】

  • 読みの「やまと」には、ヤマト王権が「大和」と呼ばれる場所(現在の奈良県)にあったことが由来とする説、大和が山に囲まれた土地であるため「山の麓(ふもと)」からきている説などがある。元明天皇(661-721)の頃に国号は二字で表すのが良いと定められ、「和」に「大」を付けて「大和」とした。ちなみにヘブライ語の「ヤ・ウマト(神の民)」からきているという説もある。まさかのヘブライ語由来。


【ジャパン】

  • マルコ・ポーロ(1254~1324)の『東方見聞録』からと言う説が有力。彼は実際には日本に訪れてはおらず、中国で聞いた日本のウワサをもとに、日本のことをヨーロッパに広めた。その頃の中国では日本のことを「ジーベン」と呼んでいたことから、それが転じて、黄金の国で有名な「ジパング」となった。中国語からマレー語を通じて、ヨーロッパに伝わった説や、ポルトガル人が伝え聞いた説など、元は同じだがマルコ・ポーロのジパングは関係ねえから!とする説も有力である。頑張れマルコ。



イスラエルについて全く知らないからこそ、興味が湧いて学ぶことができます。さらに、そこから「じゃあ日本は?」という疑問につながります。今まで知っているようで全く知らなかった国、日本。この旅を通じて、ちょっとづつでも知ることができたら嬉しいです。



※当ブログは寄り道がメインに成り得ます。

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